ABOUT

1882年創業。

京都「西陣」の一角、秀吉の聚楽第の鉄門が面していたとされる黒門通に店を構える御菓子司です。

当店は、林浄因(※)の流れを汲むといわれる京の名店「塩路軒」から高家芳次郎が別家し、創業しました。
別家の際に主家よりいただいた黒染めの「長のれん」と「水引のれん」を象徴とする店構は、京都市歴史的意匠建造物に指定されています。

私たちは京都の風土、風習をよく知り、この町での生活を楽しむこと。
それが、京都らしいお菓子をつくりだすことにつながると考えています。

お菓子を通して京都の良さが伝わる「京菓子づくり」を心がけ、それを手にした皆様にお喜びいただけることを願いながらお菓子を提供しております。

※林浄因とは、暦応四年(1341年)に中国から来日し、日本で初めて饅頭をつくったと伝えられる人物です。